期待に胸を膨らませて志望した会社の門を叩いたのに、フタを開けると現実は全く違う職場の状況。厳しい上司。冷たい先輩。意見をしても波を立てるな!という雰囲気。ミスをしたらひどく叱責される。帰りが遅い。
「こんなはずじゃなかった。仕事辞めたい。」
そう考えるのは恥ずかしいことではありません。
悩みはどんな時にもありますが、問題の原因によっては早めに会社に見切りをつける事も必要です。
ブラックなら今すぐ辞めよう
ブラック企業の定義は3つあると考えられています。
- 長時間労働やハラスメントが当たり前になっている
- 残業代や手当の未払いの違法労働が行われている
- 人材が入ったり辞めたりがとてつもなく多い
以上のうち1つでも当てはまる点があれば、あなたが働く会社はとても危険な会社です。通常の企業であれば、新卒社会人はもちろん大切に育てます。昇進・昇格・昇給やスキルアップなどがあり、きちんと会社が評価します。
しかし、ブラック企業では長時間の労働で人を使い捨てのようにコキ使い、心身ともに疲れ切った人は辞めて→また新しい人を採用する→コキ使う。の繰り返しです。
こんな職場環境であれば、1日でも早く会社に見切りをつけましょう。あなたが心身を壊してしまっては、誰も良い思いはしません。あなたの心身の状態はあなたが一番理解しているはずです。
もし、今我慢を続けてことで、うつ病などの発症により今後の仕事や人生に最悪の影響を与えてしまうリスクがあるのです。
やりがいをつくってくれない会社は辞めよう
会社で仕事をする上で、「やりがいをつくってくれる会社かどうか?」というのは究極の判断基準です。
入社当初、この会社なら「自分のやりたいことがある」「興味がある」という基準で入社を希望したことだと思います。ですが、入社してから現在に至るまでいかがでしたか?
先輩や上司は褒めてくれたり、出来ていない点をきちんと指導をして次につなげてくれたり、適切な振り返りやフィードバック、納得のいく目的の説明をしてくれていますか?
もし「やりがいをつくってくれない」と感じるのであれば、このタイプも危険です。
会社がやりがいを作ってくれない会社は社員が育ちません。社員が育たないということは会社が育ちません。会社が育たなければ、売り上げが上がりません。売り上げが上がらなければ、その会社は長くは持ちません。
やりがいもなく、育成制度も整っていない職場環境であれば早めに見切りをつけたほうが良いでしょう。なぜなら、本当に会社が傾いてしまった時、あなたの逃げ場がなくなってしまいますから。
拘束時間が長いなら辞めよう
仕事は、あなたの人生を豊かにするために行うものです。その仕事の拘束時間が長いと、プライベートの時間さえ奪われてしまいます。
プライベートの時間がなくなると「このままこの会社で働き続けて良いのだろうか」と深く考えたり、社外の人と話す機会を奪われてしまい、今いる職場の異常さに気づかなくなってしまうのです。
また、心身をリフレッシュする時間も奪われてしまうため、仕事の間はつねに疲労がたまった状態となり、仕事の効率も上がりません。
仕事はあくまで、生活するための手段です。異常に職場の拘束時間が長いなら、早めに見切りをつけたほうが良いでしょう。
職場の人がみんな疲れ切った表情をしていたら危険
社員の表情や身だしなみは、その会社の内情を表しています。あまりにも元気がなかったり、疲れ切っていたり、身だしなみが常に乱れている場合は危険です。あなたの同僚がみんな仕事のためにほとんどの時間と労力をさいており、プライベートの時間が少なく、リフレッシュできていない証拠です。
入社する前は、職場の状況を見抜けない場合も多くあります。しかし、実際に働いてみてこのような状況が目につくのであれば、すぐに見切りをつけましょう。
売り上げだけしか求めない会社は辞めよう
会社は利益を追求する為、売り上げを上げなければならないのは当然です。しかし、会社の周りの方の発言によーく注目してください。「売り上げだけ」に偏った発言をしていませんか?
通常の会社は、売り上げの追求もですが、人の育成やモチベーションアップ、お金やモノや情報の管理など、経営に関わる事を、売り上げを上げる事と同じように大切にしなければなりません。
これまでもずさんな管理が大きなニュースとなり、会社の信用を失い、売り上げが下がり倒産に追い込まれた会社が無数に存在します。
「売り上げだけ」に厳しく、「売り上げだけ」で評価をする会社には大きな落とし穴が待っています。
そのような会社は、いずれ大きな失態を犯した時に、売り上げだけでは立ち直れなくなってしまいます。
まとめ
仕事は、自分の生活を豊かにする為の手段であり、その社会活動を通して社会貢献することに、働く意義があるものです。それすら感じなくなってしまったり、見出せなくなってしまってはもう手遅れです。
そのような状況になる前に、私は「転職サイトへの登録」を準備の一環としておススメします。もっと世の中にはやりがいのある仕事がたくさんあります。
今転職する気がなくても転職サイトに登録しておきましょう。
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転職することは恥ずかしいことではなく、自分のステップアップのためです。
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