仕事辞めたい

仕事を辞めたい時の理由と計画を考えよう!

 

生活する為に、切っても切り離せない「仕事の時間」せっかくなら豊かな「仕事の時間」を送りたいものですよね。

本記事にたどり着いたあなたは、一度でも「仕事を辞めたい」と考えたことがあるから、この記事をご覧いただいていることでしょう。

  • 「仕事を辞めたいと考える理由」
  • 「仕事を辞める時に不安なこと」
  • 「仕事を辞める前に準備すべきこと」

これらを本記事では、深く考えていきます。

社長
社長
ちみつな計画は成功の確率を上げますからね。

仕事を辞めたい理由を考える

1、休みが取れないから

 

「休みが取れないから」という点を、仕事を辞める理由として挙げる方が、実は非常に多いのです。

例を挙げると

  • 建設業やIT企業やベンチャー企業など仕事が集中する時期が極端で休みを取りづらい職種
  • 接客業・飲食業など人さまが休みの時が稼ぎ時の為、土日祝日休みを取りづらい職種
  • 介護職・医療関係・工場の生産ラインなど世間の状況に関わらず稼働している職種

このように休みを取りづらい仕事は業界によって様々です。

しかし、どの業界でも最悪なケースが「有給休暇の取得が認められない会社」です。なぜなら、社員の健康よりも、会社の利益を重視している可能性があるからです。

 

有給休暇は、取得したい当日の朝に申請しても取得する事ができるルールがあります。さすがに当日の朝に「私、今日有給休暇使わせてほしいです!」と主張するのは社内の風紀を乱してしまうのではないかと危惧しますが、あらかじめ取得したい日にちを上司に報告して打ち合わせの後、休みを取るのは全く問題ありません。

会社の就業規則などに「社員が取得できる権利」としてきちんと定められているはずです。ぜひ、確認してみましょう。もし、就業規則を上司が隠して見せてくれないだとか、規則に示してあるのに、有給休暇取得が認められないという状況なら、赤信号です。

 

まぁ、毎日ルーティーンのように仕事に行っても、休みを取ってリフレッシュできなければ、仕事のパフォーマンスは上がりませんよね。もし私なら「休みを取らせてくれないこの会社は、社員を大切にしてくれないんだろう。」と考え、会社に対する不信感や将来への不安を感じます。

仕事を辞めたい理由として「有給休暇などの休みがきちんと取れない」ことを挙げるのは、正しいと私は考えています。

社長
社長
社員を家族のように大切に出来ない会社は、いずれ潰れます。

 

2、自由な時間がないから

朝6時。

朝日が昇る前に仕事着へ着替えて、眠たい目をこすりながら通勤。

朝食を食べる元気が湧かないので、とりあえずコーヒーなんかで腹を満たす。

職場に着いたら尋常じゃない作業が待っていて、あくびとため息をこらえながら淡々と仕事をこなす。

気がついたらお昼時。

作業が終わらないから、合間の時間を見つけてパンを片手に作業を続ける。

昼食の休憩をゆっくりとったのはいつだっただろうか。

食べ終えたパンの袋を給湯室のごみ箱に捨てたら、すぐに作業再開。

とにかく何も考えずに淡々と作業をこなす。

上司に注意されながらも、無心で聞き流す。

何も考えずに淡々と作業をこなす。

お。気づいたら夕方の5時だ。

定時?なんだそれ?

どんなに効率よく作業を進めても定時に終わるはずがない。

とにかく今日の分を終わらせよう。

もう少しだ。あと少し。

よし。終わった。

 

時計の針は夜中の12時を指していた。

会社から帰宅する頃には日付が変わって深夜1時。

それから夕食や風呂を済ませて、ようやく深夜2時。

床についた。

 

そして、朝6時。

朝日が昇る前に仕事着へ着替えて、眠たい目をこすりながら通勤・・・

 

自由な時間がないなら、今すぐ会社を辞めましょう!

 

私なら、こんな職場はどれだけお金を貰えるとしても、お断りします。

どれだけ、自由なお金があったとしても、自由に過ごせる時間がなければ人生の満足度は大きく変わります。

あなたの仕事が、あなたの自由な時間を確保できないほど労働しなくてはならない環境であれば、一刻も早く辞めましょう。

社長
社長
時間とは使ったら取り戻せない貴重な資源です。

 

3、職場の人間関係が最悪だから

  • 社長が短絡的な思い付きで方針を決めているだとか。
  • 手柄は全て上司、過ちは全て部下の責任だとか。
  • ひどい陰口ばかりで社員同士が妬みあっているだとか。
  • セクハラやパワハラ等が横行していても誰も進言できないだとか。
  • 部下が目の前にいるのに上司はメールでしか指示を出さないだとか。

 

職場の人間関係が良くない理由の95%が「コミュニケーション不足」によるものだと私は考えています。しかし、ここまで最悪な人間関係の職場環境なら、コミュニケーション以前の問題です。すぐに仕事を辞めましょう。仕事は組織で遂行するものですよね。人間関係が最悪な組織は、進むべき道を誤ったとしても、その過ちを正すことが出来なくなります。

これから毎日、職場の人の顔色を伺いながら仕事なんてしていたら、あなたの精神もいつか崩壊してしまいます。

もし、同僚や先輩がポンポンと退職して人不足だと叫んでいる会社であれば、傷口はさらに大きくなり次はあなたがターゲットとなってしまいます。そうなる前に早めに転職等の準備を進め、最悪のケースに備えておいた方が賢明でしょう。

 

 

4、給与が少なすぎるから

どれだけたくさんの時間働いたとしても、それに見合った収入が無ければ働く意欲を失い、仕事を辞めたいと考えてしまうものです。

仕事内容によっては、生活水準ギリギリで次の給料日までの生活に不安を抱えながら過ごしている人も少なくないでしょう。

 

「でも、仕事を辞めたら暮らしていけない」

 

こんな状況であれば、今の仕事はきっぱり辞めましょう。

もしくは、生活環境を一気に変えましょう。

最低限の生活が担保されないほどの給料であれば、生活費や食費などの支出を抑えるしかなく、好きな洋服や、好きなものを食べることもままなりません。

休日に外に出かけるのも支出と考えるようになってしまい、出かけるのを控えるような生活になってしまいます。

そうなるとプライベートの人間関係は崩れてしまい、自分が生きていく為だけに仕事をするようになり、気が付いたころにはあなたの周りから人は離れてしまい、寂しい人生を歩むことになってしまいます。

 

「今の仕事が幸せです。」と心の底から言えませんよね。

 

 

 

仕事を辞めたら不安なこと

仕事を辞めたら収入面が不安

仕事を辞めて不安に感じるのが収入面です。

前職から、転職先へスムーズに移行できる場合は別ですが、

前職の退職から、転職先の勤務開始時期に間が生じる場合は、その間の生活費の工面が不安に感じるでしょう。

例えば、毎月生活費が20万円必要な場合だと、転職先の勤務開始までに3か月間の空白が生じた場合、

20万円×3カ月=60万円の余裕が必要となります。

少しでも不安な時期を少なくするよう、前職から転職先までのシフトは空白期間をなくすように転職計画すべきでしょう。

 

また、転職先での毎月の収入についても注意が必要です。

多くの求人情報では、基本給+手当を加算した月収イメージで、掲載している場合がほとんどです。

実際に入社して給料をもらった時に

「あれ。思っていた金額と違う。」

と思い違いが発生するのは、このためです。

 

転職活動を行う場合は、転職先の担当者に「基本給の金額」「昇給制度」「諸手当の具体的な金額や条件」を可能な限り確認を取り、慎重に給料の調査を行うべきでしょう。

 

収入アップしたいのに、うやむやに転職してしまっては、後戻りできませんからね。

 

 

仕事を辞めたら周りの目が心配

仕事を辞める時にどうしても気になるのが、周囲の人からどう見られるのか。

職場の人は、今辞めたらもったいないと言うだろうし。

家族には、仕事を辞めてこの先どうするのかと心配かけるだろうし。

友人は、仕事を辞めたいと言ったら分かってくれるかもしれない。

 

いざ、仕事を辞めようと考える時、周りの人の顔が浮かんできますよね。

そんな周囲の人の気持ちを考えたら仕事を辞めるのはいけない事なのかな。と考えてしまいますよね。

 

でも、ここで思い直してほしいのです。

「仕事は、周囲の人の為にやるものではない。」ということ。

仕事は、あなたの人生を豊かにするための手段なのです。

 

会社は、顧客の満足を追求する。世の中に貢献していく。という社会的責任や意義があります。

ですが、その会社で働くあなた自身が満足できる職場環境でなければ、あなたの顧客を満足させることは到底できません。

結果として、社会に貢献することもできません。

 

仕事は、周囲の人の満足の為にやるものではありません。

そこで働くあなた自身が満足出来る仕事でなければ、何も生み出さないのです。

 

ですから、仕事を辞めたいと考える時、周囲の目は一切気にする必要はありません。

大切なのは、あなた自身が「なぜ、仕事を辞めたいのか。」を追求することです。

 

「仕事を辞めて、何を得て、何を成し遂げたいのか。」という理由が明確でなければ、

周囲の人も、あなた自身もきっと納得しないでしょう。

 

 

 

仕事を辞める前に準備すべきこと

なぜ仕事を辞めるのか明確にする

いざ仕事を辞めようとするとき、多くの方が悩んでいることがあります。

仕事を辞めたいけど理由が見つからない』という問題です。

「なんとなく仕事をやめたい。」という理由で、実際に退職している人も大勢いらっしゃいます。

 

しかしなぜ「仕事を辞める理由が明確ではない」のでしょうか。

 

答えは「仕事を辞めたい理由が複合的に絡んでいるから」なのです。

ひとつひとつの問題は大きくないのですが、小さな問題や不安が積もり積もって、我慢の限界を突破する時、「仕事を辞めたい」という意思が芽生えるのです。

例えば、

「仕事がなんとなくつまらないし、先輩の感じが微妙だし、友人に比べて給料も低いし、あんまり休みもないし、帰るの遅いし、もう何の為に働いているか分からないから仕事辞めたいな。」

というような具合です。

 

問題ひとつひとつは大きくないものの、小さな不満がたくさん絡みあうことで、総合点数を判断して「仕事を辞めたい」という感情に変わるのです。

 

私の見解ですが、「なんとなく仕事を辞めたい」と考える人のほとんどがこのケースに該当します。

 

このときに重要なのは「複合的に絡み合う辞めたい理由を、丁寧に整理していくこと」です。

 

もし、今の仕事を辞めて新しい職へ転職する時、必ず前職では退職理由を聞かれますよね。

さらに、新しい職場の面接などで「なぜ、前職を退職するのか。」という質問は、必ず問われる必須科目です。

理由が希薄な状態で退職してしまうと、退職後のアクションが長続きしません。

 

仕事を辞める時にあなたは、前職と転職先に「仕事を辞める(た)理由」を何と答えるでしょうか。

 

 

 

仕事を辞める計画を立てる

仕事を辞める人のすべてに共通していることは「今より良い人生にしたい。」という事です。

これは、仕事を辞める本質の理由であり、「良い人生にしたいから、その手段として仕事を辞める」というオプションを選択するだけなのです。

 

大切なのは「今より良い人生を送りたい」という点。

そこで重要なのが「仕事を辞める計画を立てること」なのです。

計画がボロボロであれば、いざ仕事を辞めた後、思いもよらぬ事が起きた時にきっと後悔しますから。

 

仕事を辞める計画を立てるには、ポイントがあります。

 

①仕事を辞めた後何をやるか

今の仕事を辞めた後、あなたはこれから何をやるのか。これは明確にしておかなければなりません。

もし、転職するのであれば、転職先の採用試験や面接をスケジュールし、合格や内定を頂いた状態までを準備とします。

 

②退職の意思を伝える

仕事を辞める前に必ずやらなくてはならないのが「退職届」の提出です。

現職を退職する時には、きちんとその理由を伝えましょう。

また、退職後の人生プランを熱意を持って伝えると、効果的です。

「退職後も応援しているよ。」と上司に思ってもらえるような円満退社が理想です。

 

③退職の時期を定める

実は、仕事の辞め時が一番肝心です。

もし、一年で最大の繁忙期などに退職するのは現職から煙たがられるでしょう。

立つ鳥跡を濁さずです。

辞める時期の選定は、極力迷惑をかけない時期を選ぶ方が賢明であり、退職時のマナーです。

 

もし、仕事を辞めて転職を考えている場合は

現職の退職の時期が決定したら、間髪入れずに転職先へ連絡しましょう。

仕事を辞めて新しい職へ移る間、あなたの給与収入は無くなります。

収入が無い時期を0に近づける為にも、退職時期と転職先への移行期間を0にしましょう。

このとき、現職の有給休暇の残日数があれば効果的に活用して退職しましょう。

 

④引継ぎは徹底する

退職時期が決定したら、最後の出勤日までを逆算して、きちんとあなたの仕事を同僚へ引継ぎしましょう。

特に会社の中であなたしかできない仕事がある場合は、最優先で引継ぎするべきです。

引継ぎ不十分な状態で退職すると、業務が円滑に回らず現職に大きな迷惑をかけてしまい、反感を買います。

立つ鳥跡を濁さずです。

 

 

 

さいごに

仕事を辞めたいと考える人はたくさんいます。

でも、勢いで仕事を辞めてしまうのではなく一度立ち止まって考えてみましょう。

「なぜ今の仕事を辞めたいと思うのか。」

「仕事を辞めたら何が、どう良くなるのか。」

「どうやって仕事を辞めるのか。」

その答えは、人それぞれです。

 

あなたの人生にとってベストな選択を!